スニーカーの行列が変わる ビームスがアプリ導入、“並ばせない”を模索

ナイキとビームスは5月25日に発売し完売した、ビームススペシャルモデル“リアクト プレスト ダルマ(REACT PRESTO DHARMA)”(1万3000円)を、6月4日に再販する。初回は、ビームス各店とナイキのスニーカー販売アプリ「SNKRS(スニーカーズ)」で取り扱い、ビームスは小売店として初めてナイキの「スニーカーズパス」を導入した。これは、アプリを通して店舗に商品をあらかじめ確保しておくという販売方法の一つだ。“行列がつきもの”のスニーカーで、あえて行列を作らない手法を取り入れ好評だった。再販では「SNKRS」は使用せず、ビームスの店舗とオンラインショップでの通常販売となる。

「ナイキ」のビームススペシャルモデル発売は、ビームスの創立40周年の際に発売したクレイジーパターンの“エア プレスト”以来。デザイン面を担当した新井伸吾バイヤーは「今回の“リアクト プレスト ダルマ”は40周年のクレイジーカラーを踏襲した新しいカラー提案としてナイキと共同開発した。このカラーリングがビームスらしいね、となればうれしい。洋服屋の提案としてTシャツとショーツも作った」と話す。

一方、今回新たに取り入れた「スニーカーズパス」は、アプリ「SNKRS」を通して受け取り希望のビームス店舗を選び、自分のサイズを店舗で予約するというもの。店舗から半径数キロ圏内にいれば参加可能で、先着順ではあるものの抽選は行わず、その場で購入権を確保できる。つまり、人気のある商品でも並ばずに客個人のタイミングで商品を受け取れるのがこれまでとの違いだ。無事に予約できるとQRコードが表示され、期日内に店舗で身分証明書とQRコードを提示し代金を支払い、商品を受け取る。その場で試着し、合わなければ買わない選択もできる(ただし、サイズの変更は不可)。

販売方法を担当したビームスの柴崎智典バイヤーは「転売目的で行列に人を雇って並ばせるなど、近年の行列はお客さまが公平に買える環境ではなくなっていた。ナイキから今後は行列よりもアプリなどを活用し、スマートに売って行く方針だということを聞き、ビームスとしてもお客さまにとってストレスがない販売方法は一番に取り入れていきたいと、考えに賛同した」。また新井バイヤーも「昔は行列に並ぶのもスニーカーを買うストーリーの一つだったが、ビームスとしても最近はウェブ抽選を取り入れるなど並ばせない方針にあった。お客さまのストレスもあるが、どれぐらい並ぶかの予想も立てづらく、販売店のストレスも大きい。SNSなどで『ビームスで並んだけど買えなかった』などの書き込みがあったり、転売行為の横行で公平な対応が難しくなってきていた。販売方法もお客さまの目線に立ち、欲しいと言ってくれる人の手に極力届くサービスを模索している」と説明した。

音楽業界人が注目する今年一番“バズる”バンド

東京藝術大学出身の常田大希が2015年に前身となるSrv.Vinci(サーバ・ヴィンチ)の活動を開始。その後メンバーチェンジを経て、常田大希(Gt.Vo.)、勢喜遊(Drs.Sampler)、新井和輝(Ba.)、井口理(Vo.Key.)の4人体制へ。17年4月、バンド名をKing Gnu(キングヌー)に改め、17年10月にはファーストアルバム「Tokyo Rendez-Vous(トーキョーランデブー)」を発売。昨年はTVアニメ「BANANA FISH」のエンディング曲として「Prayer X」を楽曲提供し話題となり、今年1月16日にセカンドアルバム「Sympa(シンパ)」でメジャーデビューを果たした。音楽番組「バズリズム 02」(日本テレビ系)で、音楽業界人が選ぶ恒例企画「今年コレがバズるぞBEST10」で1位となるなど、今年ブレイク必至の4人組だ。彼らは何を考え、どこを目指すのか――今回、リーダーでもある常田に話を聞いた。

自由にやりたいことをやるためには、まずは日本で有名になることが必要だなって思ってKing Gnuは始めました。“King Gnu”っていうバンド名も、動物のヌーが少しずつ集まって、大きな群れになっていくところから名付けていて、バンドの方もいろいろな人たちを巻き込んで大きくなっていきたいなと思っています。それで日本で有名になるために必要なメンバーを集めたって感じです。

それぞれのメンバーに声を掛けた理由は違っていて、ボーカル&キーボードの(井口)理はずっとJ-POPとかを聴いてきて、多くの日本人に受けいれられる歌い方ができるのが魅力。日本で活動していくなら、そういう歌い方ができるボーカルが必要だと思って声をかけました。ベースの(新井)和輝やドラムスの(勢喜)遊は俺と同じブラックミュージックが好きで、2人ともセッションマンでやっていて、好きな感じも似ている。リズム隊はブラックミュージックの下地をしっかりと出していきたいと思って声をかけました。楽器隊の3人(常田、新井、勢喜)はブラックミュージック、理はJ-POPと、好きな音楽は異なるんですが、それがKing Gnuの多面性になっています。

そうですね。小学校から一緒でした。でも、だからといって当時はそこまで仲がよかった訳ではなく、一緒の大学に行ったのも知らなかったぐらい。俺は1年も通わずに辞めてるので。辞めてから文化祭に呼ばれて演奏しに行ったら理がいて、そこから一緒にやりだした感じです。

ポップスのシーンってオーケストラのサウンドがまだまだうまく使えていないと感じていて、そこに発展の余地があると思って東京藝大に入学したっていうのも、なきにしも非ずです。入学前からバンドもずっとやっていたので、東京藝大に入って違うなと思ってバンドを始めた訳ではけ決してないです。

日本のバンドシーンは音楽への探求心が少ないですよね。そこがつまんないなって思ってます。

俺らの世代は、東京藝大に入って現代音楽をやっていても、このままだとやばいって意識もあって、アカデミックにやっていたやつらも社会とのコネクトは意識しています。例えば大学の同期で昔一緒にやったりもしていた石若駿はジャズドラマーで、ラッパーのKID FRESINO(キッドフレシノ)のバンドなんかでも叩いたりもしてますし。正直、現代音楽だと夢が見られないですよ。

いや、入学した時から辞めるつもりでした。音楽って抽象的な世界なんで、田舎から出てきてこれがカッコイイって言っても相手にされないじゃないですか。でも、東京藝大出身っていえば聴いてもらいやすくなる。だから、そこはすごく考えて、自由に生きるために藝大に入ったって感じです。もちろん先ほど言ったオーケストラサウンドに興味があったのも入学理由ですけども。

もともとKing Gnu自体は大きくなってなんぼみたいな気持ちだったので、メジャーデビューするのは自然な流れ。まだまだ通過点で、これからって感じです。

さまざまなカルチャーがミックスされている感じですね。トーキョーって街もいろいろなカルチャーがミックスされている、そういう都市のサウンドを表現していきたい。ビートはヒップホップとかR&Bとかブラックミュージックがベースになっています。

はい。J-POPと向き合いだしたのが、ここ数年なんですが、最近はようやくコツをつかめてきました。King Gnuってアンダーグラウンドな面もポップな面もあって、どの面を出していくかっていうのは曲によって考えています。

俺自身がプロデューサー気質なのもあって、King Gnuをいかにデカくしていくかって考えると、曲もバンド全体も客観的に見られないといけないと思っています。

King Gnuの多様な面が見られるバラエティーに富んだアルバムに仕上がりましたね。それはアルバムだからできる表現で、King Gnuの全体を見せられたと感じています。いろいろなシーンに片足はつっこんできたので、出せる引き出しは多い方だと思う。

放送後、SNSのフォロワー数も一気に増えて、広がっていくのを感じました。まだまだテレビの影響力ってあるなって実感しましたね。

もともと映像も好きだったんですよ。音楽と映像は切り離せないもので、音楽を発信する時には絶対に映像が必要。だからMVも自分たちでちゃんと作った方がいいものができるんじゃないかって思って、クラブで知り合った映像ディレクターとかスタイリストとかを誘って、今は8人になりました。King GnuのMVも制作しているけど、別のアーティストのMVやファッションブランドのPVも作ったりしています。それぞれのクリエイターがいそがしくやっていて、広告の動画を作る時に俺が音楽を担当したりと、案件ごとに関わりかたは違ってきます。

あれは俺が構成の土台を考えた作品なんですが、理が昔ミュージカル部だったと聞いて、じゃあ踊ってみようかって作りました。意外と踊れてビックリしましたけどね。理は音楽以外にも役者もやっていて、そっちの仕事も今後はもっとやっていくと思います。

今回のアルバムを足掛かりに音楽の“市場”にも”史上”にも残れる存在になっていきたいです。

レディオヘッド(Radiohead)、ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)、ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix) 、日本人だと、BLANKEY JET CITY(ブランキー・ジェット・シティ)、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(ミッシェル・ガン・エレファント)、あと井上陽水さん。

川久保玲さんは挑戦者って感じでカッコいいなって思います。クリエイティブでありながら、多くの人に受け入れられているのもすごいこと。

気に入ったら同じものを着続ける。今日の「チャンピオン(CHAMPION)」のスエットパンツはここ1年くらいずっとはいてます。1つ気に入ったのがあれば、それで足りる。んで、わざわざお店に買い物行くっていうのもほとんどないですね。

それは「PERIMETRON」にスタイリストの松田稜平がいるおかげです。

いつまでも納得するものを作り続けたいし、「こいつが作るものは信頼できるな」って思ってもらえる人間にはなりたいですね。

ファッション誌志望を貫いた「ゼム マガジン」

昨今、すっかり明るい話題が少なくなった雑誌業界。相次ぐ休刊やリニューアル、超豪華付録などで何とか生き延びる道を模索する中、“読者に寄り添わない”編集スタイルを貫いているのが右近亨・編集長の手掛けるメンズファッション誌「ゼム マガジン(Them magazine)」だ。「『新しいアイテムを買うための雑誌』ではなく、『新しいファッションを創る雑誌』」という考えのもと、挑戦的なファッションストーリーを軸にした編集スタイルを貫き続けて間もなく3年になる。この編集スタイルは、右近編集長のどのように作り上げられたものなのか。その背景には「メンズクラブ」に憧れた高校時代、編集アシスタント、ライター、放送作家、落語家の弟子、メンズ誌ディレクターなどの多彩な経歴と、一貫してぶれない信念があった。

高校1年の時からメンズファッション誌の編集者になりたいと明確に考えていました。当時「メンズクラブ」の熱心な読者で、フリーの編集者として活躍していた寺崎央(ひさし)さんに憧れていたんです。「メンクラ」で働くにはどうすればいいんだろうと自分で調べたり、手紙を書いて編集部に送ったりしていました。編集者の経歴を見ていると、日本大学芸術学部卒業、早稲田大学卒業などと書かれていたので、まずは東京の大学に行かなきゃいけないんだと思い、北海道から上京しました。

大学生の頃は「メンズクラブ」以外にも刺激的なメンズファッション誌がどんどん創刊していたので、軒並み履歴書を送っていました。しかしどこも「まず大学を卒業してから来てください」という返事で、今すぐ働きたかった自分としてはもどかしかった。そんな中、やっと「来てください」と連絡をくれた雑誌があったんです。これでやっとファッション誌で働ける。もう大学は辞めようとワクワクしながら行ってみたら「君の熱意は伝わった。でも、残念ながらうちは先月号で廃刊になりました」と言われて、がっくり(笑)。大手出版社系にも履歴書を送りましたが、一流大学ではなかったので願書を出しただけでアウト。ちなみに、流行通信社も落ちました。

それでも雑誌をやりたかったので、業界人が集まるバーなどを調べ、コネを作ろうと頻繁に通いました。そこで知り合った友人がスニーカー雑誌でアルバイトすることになり、そのツテをたどって僕もフリーの編集者が集まる会社メディア マジックでアルバイトを始めたんです。企業に就職という感じではありませんでしたが、すごく嬉しかった。両親は業界に詳しくなかったので「とりあえずやりたい雑誌ができるならいいじゃないか」と言ってくれました。

会社には3人のフリー編集者がいました。僕の師匠は「オリーブ」(マガジンハウス)創刊に携わった方で、他にもアウトドア雑誌「ビーパル」(小学館)の仕事をしていた方、ウインドサーフィンやスキー雑誌を手掛けていた方がいて、彼らのアシストをしていました。「オリーブ」では当時流行していた“イタカジ”のウエアを、「ビーパル」では「コールマン(COLEMAN)」のランプなどをリースし、撮影後に返却するというような業務でした。そのうち当時流行していたオートバイやウインドサーフィンの雑誌でファッション企画をやらせてもらえるようになりました。でも、ファッション誌がやりたかったのでどこかモヤモヤした気持ちがありましたね。3年目に「新しくオートバイの専門誌をやるからやってみないか?」と言ってもらったのですが、自分はファッションやカルチャーでやっていきたかったので、フリーで仕事を始めることにしました。

最初は、なかなかファッション誌の仕事はありませんでした。そんな時、落語家の立川談志さんがおもしろい制度で弟子を募集しているのを知りました。ABCの3コースに別れていて、Aコースには尊敬していた放送作家で「宝島」編集長でもあった高平哲郎さん、北野武さん、作家の影山民夫さんなど、他分野で活躍する人たち。Bコースにはサラリーマンをやりながら月謝を払って参加する落語同好会的な人たち。Cコースがいわゆる“弟子”的な人たちがいました。これはおもしろそうだなということでCコースに入門し、フリーで編集の仕事をやりながら談志さんの運転手や家の掃除をしていました。当時、僕のすぐ上には立川談春さん、すぐ下には立川志らくさんがいて、甲子園優勝投手のような人たちに挟まれて僕がいました(笑)。

古典の名人のようになりたくて、談志さんに稽古をつけてもらいました。そうしたら「お前は北海道生まれでアクセントも違うし、喋り方も声の質も名門のものじゃない。弟子入りするなら林家三平とかこん平とか、林家ペー・パーのところにでも行った方がいい」と言われ、落語の才能がないんだなと実感させられました。もうフリーで編集をやるしかないと決意し、弟子を辞めました。

テレビの仕事をしている友人のツテで、深夜の若者向け情報番組の放送作家をやることになったんです。最初はスニーカーの情報を提供していた程度でしたが、最終的には台本まで書いていました。ダジャレを入れたり、オチをつけたりみたいなことをやっているうちに、その番組が「ポパイ」(マガジンハウス)編集部の人たちの目に留まったんです。それで「あの番組をやっている奴は誰だ」ということになり、「ポパイ」に呼ばれて仕事をするようになりました。

僕がいた頃の「ポパイ」編集部には、スタイリストの山本康一郎さん、野口強さん、祐真朋樹さん、現在「フィナム」発行人の蔡(さい)俊行さんがいました。でもある時期から、ファッションっぽい仕掛けや提案が「ホットドッグ・プレス」(講談社)のセックス特集や女の子特集に押されるようになり、受けなくなってきたんです。例えばフレンチアイビーっぽいスタイル“FDG(エフデジェ)”を提案したんですけど、全然流行らなかった。本当に何をやってもダメでした。そのうち編集部も新体制になり、週刊化したりと「ポパイ」そのものが変わってきたので、僕たちは辞めたんです。野口さん、祐真さんと雑誌を作ろうと動いたこともありましたが、結局それぞれの仕事が忙しくなってきて実現しませんでした。

2003年に「ヒュージ」創刊が決まって、編集アシスタント時代の後輩だったデッツ松田さんに「一緒にやりませんか?」と声をかけてもらいました。デッツさんがファッション・ディレクターとして表紙やタイトルを考え、僕が編集ディレクターとしてカルチャーページなどを作っていました。最初はテレビの仕事もやっていましたが、「ヒュージ」が月刊化される頃にはそれだけをやるようになっていました。エディ・スリマンの「ディオール オム(DIOR HOMME)」がものすごい勢いになってきた頃から、「ヒュージ」もモードな雰囲気にシフトしていくことになりました。

創刊して約5年間は売り上げが右肩上がりでした。といっても部数がそんなに増えていったわけではなく、「ヒュージ」のことを海外ブランドの本国が気に入ってくれて、広告収入が増えたからなんです。僕はそんなこと考えながら誌面作りをしていた訳ではありませんが、ラグジュアリー系ブランドが本国の指示で急にどーんと広告を入れてくれたこともありました。そのやり方に手応えを感じてからは、あえて特集をダンス、花、詩、食など、1号ごとにがらっと変えて、クライアントにも気に入ってもらえる誌面作りを意識していました。

出版社はやはり売り上げ部数を伸ばしたいので、だんだん自分の考えとは違うなと感じるようになりました。これまでずっとフリーだったので、やりたいことをやってきました。でも根本的に大きなことはできません。出版社が辞めるといったら辞めないといけないし、路線を変えると言ったら変えるしかない。でも自分のやってきたことは、ミニマムのサイズでやれば継続できるという確信があったので「ヒュージ」ディレクターを退任し、自分の雑誌「ゼム マガジン」を立ち上げました。

まだまだゼロ号に近い感覚です(笑)。「ゼム マガジン」は20代の若いスタッフで作っているので、僕が立ち上げの時に考えていた成熟度には及んでいません。本と会社を作るのが同時だったので、人材を育てるところからスタートしていますから。それに、僕がアシスタントだったころに比べると、編集者の役割も大きく変化しました。今は編集者の数も少ないので物撮りのページが減り、ファッションストーリーのページが増えた分、クリエーターに頼ることが多くなりました。編集者の手間がだいぶ少なくなった分、アート・ディレクターやデザイナーの手間が増えたのではないでしょうか。パソコンやインターネットによって雑誌ができるまでのスピードも劇的に速くなりましたね。

そう思います。僕が履歴書を送りまくっていた時は、面接に長蛇の列ができるぐらい人気の職業でした。インデペンデント系雑誌の面接でも、10時に会場に着いて順番が回ってきたのが14時でしたから。雑誌を読む人も、雑誌そのものも減っています。例えば今、男子校の1クラスに40人いたとして、メンズファッション誌を読んでいる人は3人いるかいないかだと思います。僕の時代だと「メンクラ」を読んでいる人が半分弱はいました。特にメンズファッション誌は、バイクや囲碁、戦艦専門誌「丸」のようなコアな専門誌と同じくくりになっています。僕は「ゼム マガジン」のことを一般誌だと思っていますが、“モードの専門誌”という印象を持たれていたり、下手すると音楽専門誌の棚に置かれていたりしますしね(笑)。

もともと、うちに来ていた大学生のアルバイトが雑誌のことを何も知らなかったので、そういう人たちに向けて書こうと思ったのがきっかけです。編集者を目指したり、興味をもつ若者が少しでも増えればいいなと。それから5回ほど書いて、アルバイトに「読んだ?」と聞いたら、「何のことですか?」と言われて(笑)。これだけ至近距離にいるバイトでさえ読んでないのかと。もはや誰も読んでいないんだなと思ったら、雑誌のことを知り尽くした中島敏子「ギンザ」編集長や他誌の編集長クラスの方々、PRの偉い人たちに「ブログ読んでますよ。勉強になります」とか言われて、ツッコミネタになっただけでした。もう、筆も折れました。そういう時代なんですよ。上の世代の演歌みたいなもの、ファッション兄弟船です(笑)。

「ゼム マガジン」を少しでも多くの人に知ってもらうこと。少なくとも、音楽専門誌の棚に置かれないようにしたいです(笑)。あとは公式サイトも少しずつ充実させているところです。ビジュアルを作る力を生かして、ウェブでもクライアントとの取り組みができるように構想を練っているところです。

モード・エ・ジャコモが5ブランドを統合 「今年は勝負の年」

免税店大手のラオックス傘下の婦人靴メーカー、モード・エ・ジャコモ(MODE ET JACOMO)は、2019-20年秋冬シーズンから新ブランド「モード エ ジャコモ」を立ち上げ、同社が運営する5ブランドを統合する。

統合するのは「メダ(MEDA)」「カリーノ(CARINO)」「マニュ(MANU)」「モモン(MOMON)」「GJG」の5ブランド。統合後の価格帯は1万5000~10万円。これまで各ブランドが展開してきた価格帯に加え、ディテールに凝ったハイエンドのアイテムまでそろえ、価格帯に幅をもたせた。「統合前は26ブランドあり、多すぎた。ブランド間の差別化を図るのも難しいため、各ブランドが持つ特徴や方向性を変えなければ統合してもよいと判断した」とモード・エ・ジャコモの岡野智彦社長は説明する。

ブランド統合にあたり高価格帯のアイテムも展開する。価格帯の面で競合となる海外ブランドとの差別化については、「勝負になったときにすぐに『モード エ ジャコモ』を選んでもらえないかもしれないが、日本人の足に合うように作った木型や履き心地のよさには自信がある」という。

同社はブランド統合の他にも、SC専門ブランド「ファウンテン ブルー(FOUNTAIN BLUE)」の立ち上げのほか、3D計測器で足型を取りデザイナーが客の要望を聞いてデザイン画を描き起こして作るオーダーメードシューズのサービスを3月から始めるなど相次いで新たな取り組みをスタートしている。「今年は勝負の年」と岡野社長は語る。

「ファウンテン ブルー」19年春夏に立ち上げ、この秋冬から本格展開していく。合皮を使用することでパンプスは1万7000円以下に抑えた。「若い客層にアピールするためにデザイン性を重視した」と岡野社長。現在はレミィ五反田、柏高島屋、ららぽーとTOKYO-BAYの3店舗を展開するが、年内に新たに2店舗を出店予定だという。

サザビーズにマリー・アントワネットのジュエリー登場、お値段は

サザビーズ ジュネーブ(SOTHEBY’S GENEVE)で11月14日に開かれるオークションに、ブルボン=パルマ王家のロイヤルジュエリーコレクション100点以上が出品される。中でも注目は、ルイ16世(Louis XVI)の王妃であったマリー・アントワネット(Marie Antoinette)が所有していた宝飾コレクションで、200年以上保管されていたものが今回のオークションで一般に初公開となる。

落札予想価格で最も高額のものは、天然パールとダイヤモンドのペンダントで約1億1000万~2億2000万円。天然パールのネックレスは約2200万~3300万円、ダイヤモンドのジュエリーセット(ネックレス、イヤリング、ブローチ。95石のうちアントワネット由来のものは5石)は約3300万~5500万円で落札が予想されている。パールの予想価格が高いのは、天然パールがとても希少だからで、一般的に“パール”と言われるものは養殖されたものだという。最近では環境汚染により、天然パールの方がダイヤモンドより希少になっており、このような理由からも、サザビーズが取り扱うのは基本的に天然パールだけだ。

アントワネットと宝飾品といえば、1785年に起きた“首飾り事件”が有名だ。フランス革命の真っただ中の91年に、フランスから脱出しようとルイ16世とアントワネットと子どもらは準備を始めた。アントワネットの侍女だったカンパン夫人の手記によると、王妃は一晩かけてダイヤモンドやルビー、パールなど所有していた数々の宝飾品を綿で包み木製のチェストに収めたという。そのチェストは王妃が信頼する元フランス大使のメルシー伯爵(Comte de Mercy)に託されてウイーンに運ばれ、王妃の甥であるオーストリア皇帝に預けられた。亡命は失敗に終わり、93年にルイ16世とアントワネットは処刑され、息子のルイ17世(Louis XVII)は捕虜のまま死亡。ウイーンに追放されて唯一生き残った娘のマリー・テレーズ(Marie Therese of France)が、いとこのオーストリア皇帝から母親マリーの宝飾品が詰まったチェストを受け取った。後に、宝石コレクションの一部はマリー・テレーズの姪のパルマ公爵夫人(Duchesse de Parma)が譲り受け、その息子のロベルト1世(Roberto I)へ伝えられた。このオークションではその一部が出品される。

石津謙介の孫が作る新ブランド「ケンズアイビー」 19-20年秋冬にデビュー

2019-20年秋冬シーズンにデビューする「ケンズアイビー(KENS IVY)」が、東京・外苑前のファーナショールームで展示会を行った。同ブランドに関わるのは主に3人。ヴァンヂャケットの創業者で日本にアイビーファッションを根付かせた石津謙介の孫である石津塁がクリエイティブ・ディレクターとなり、シンゴスター(SHIGOSTAR)こと藤井進午が社長のデザイン会社オッドジョブがグラフィック全般を、「エー・フォー・ラブス(A.FOUR LABS)」や「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」でデザイナーを務める倉石一樹がプロダクトデザインを手掛ける。

アイビーファッションのキーアイテムである紺ブレが4万3000~4万5000円、ボタンダウンシャツが1万5800円。コートが6万4000円、Tシャツが5800円、フーディーが1万4800円など。アパレルデザインを担当した倉石は、「紺ブレやボタンダウンシャツには、敬意を表して大幅なアレンジはしていない。例えば、紺ブレは軽くて柔らかい特殊ニット素材のバランサーキュラーを使い、裏地を省略した。ボタンダウンシャツは、袖ぐりの縫い代を4mmほど太めに設定している。これによって、ちょっとした見た目の変化を加えている」と述べた。

コラボレーションアイテムもあり、アメリカのメンズカジュアルブランド「マーク マクナイリー(MARK MCNAIRY)」と協業したライン“マーク マクナイリー・フォー・ケンズアイビー”は約10型をそろえる。Tシャツが6800円、フーディーが1万5800円など。ほかに日本のバッグブランド「ゼプテピ(ZEPTEPI)」とは、同ブランドが得意とする半透明で軽量なキューベンファイバーを使ったバッグ2型(9000円~)を製作した。

販路はセレクトショップやトラッドショップを予定する。石津は、「ターゲットは20代から団塊の世代(現在70歳前後の世代)まで。今の若者が『シュプリーム(SUPREME)』に夢中なように、みゆき族だった1960年代後半の若者は『ヴァンヂャケット(VAN JACKET以下、ヴァン)』に首ったけだった。どちらにも『ケンズアイビー』を届けられたらと思う」と話す。

藤井は、「僕らは『ヴァン』を着て育った最後の世代。中高の制服はブレザーで、パンツは自由だったので『ヴァン』のチノパンをはいていた。シャツも学校指定のものではなく、こっそり『「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」』のボタンダウンシャツを着ていた。実は塁(石津)と一樹(倉石)とは成城学園の同窓生で、『いつか“日本のトラッドの総本家”と何かできたら』と話していた」と振り返る。

Tシャツやフーディーが中心アイテムであることについて石津は、「アイビーファッションに興味を示すのは、若くても40代。20代とは分断されている。祖父の灯したトラッドの火を消したくはない。『ケンズアイビー』がつなぎとなるために、こういうラインアップになった」と答えた。コーディネートとしては、紺ブレにフーディーを合わせて足元はスニーカー。そのままスケートボードに乗るようなイメージを提案する。

オンデーズ香港の女性トップに聞く アジア市場拡大の手応え

眼鏡店チェーンのオンデーズ(OWNDAYS)は、さきごろ、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)系の投資会社Lキャタルトン・アジア(L CATTERTON ASIA)および三井物産の投資事業子会社である三井物産企業投資と、上限総額30億円の増資などの契約を結び、今後5年で500店舗にすると宣言して注目を集めている。特にグローバル化は積極的で、シンガポール、台湾、タイ、ベトナムなどに加え7月に香港にも進出し、アジア市場の拡大はライバル視されている「ジンズ(JINS)」と「ゾフ(ZOFF)」より先行しており、この増資によりアジア市場の出店攻勢にも拍車が掛かりそうだ。中でも香港は7月からすでに4店舗をオープンし勢いを増す。今後の香港市場拡大を担うオンデーズ香港のトップである濱地美紗・総経理に話を聞いた。

香港店オープン後の調子は?

7月31日に2店舗を同時オープンし、立ち上がりからとても多くのお客さまに来ていただきました。うれしかったのは、日本に旅行した際に「オンデーズ」を知り、気に入ってくださった香港の人が来店していただいたことです。いいスタートが切れました。現在は4店舗あり、年内に2店舗オープンする予定です。このペースを維持できれば、年間の売り上げ目標額は達成できると思います。今後3~4年で30店舗にするのが目標です。

480~1280香港ドル(約6720~1万7920円)のオリジナルブランドのフレームを販売しており、商品は中国製と韓国製が中心で日本製も一部あります。800香港ドル前後の奇抜なラウンド系のデザインのものがよく売れており、最近は透明感のあるフレームに人気があります。日本の売れ筋とは違うものです。アイウエアトレンドが一番早く表れるのが韓国で、それがアジア全体に広がり、2~3年遅れて日本で流行するという流れが私の印象です。アイウエアのトレンドについては、アジアの中で日本が一番遅れていると思います。

日本での勤務時と違いは?

お客さまが日本の会社に対して持つ日本流サービスへの期待がとても高いことです。日本なら問題にならないようなクレームが発生し、“神対応”を求められ、サービスに対する評判がSNSですぐに拡散します。でも、働きにくさを感じたことがありません。現地のスタッフは日本企業で働くことに誇りを持っており、やる気のある優秀な人たちに恵まれています。

「ジンズ」「ゾフ」も進出している。今後の出店拡大に対して懸念材料は?

「ジンズ」が台湾に進出した際もそうだったのですが、好立地の出店場所が奪い合いになって、家賃が高騰することは避けたいと思います。また、香港では資格を持った測定士の常駐を眼鏡店に義務づけられていることから、店舗間で測定士の引き抜きが起こり、人件費の高騰につながっています。日系企業同士で利益をつぶし合わないようにすることが、お互いの成長につながると思います。

香港法人のトップに就任するまでの経緯は?

大学時代の就職活動は、ファッションと接客が好きだったのでアパレルメーカーの販売職を狙っていたのですが、就職説明会でアパレルメーカーの販売職の給料の低さに驚いて、いろいろ考え直した末、眼鏡企業に就職先を探しました。そしてメガネストアに就職し、約8年間勤務した後、11年にオンデーズに中途入社し、神奈川県の川崎ダイス店に配属されました。前職での経験もあったため、入社して2週間で店長に就任し、売り上げを2倍にする好成績を上げました。13年に、そのごほうびとしてシンガポール1号店を訪問した際、オープン初日から多くの来店客でにぎわう光景、お客さまの笑顔を見て感動し、海外勤務に興味を持ちました。そして14年、台湾に進出する際、立候補(オンデーズではマネジャーや店長を社員による投票で選ぶ人事制度がある)し、夫を日本に残して現地の責任者として赴任しました。同業他社に勤務する夫に『少しの間、勝手にさせてくれないか』と頼んだら、許してくれました。最初は3年くらいのつもりでしたが、海外勤務が面白くなり今になってしまいました(笑)。でも、2~3カ月に1回は帰国しています。

オンデーズはどんな会社?

やる気があれば、年齢・性別関係なくやりたいことをやらせてくれる、チャンスが多い会社だと思います。自分も経験を積んできて、大きく成長できました。田中修治・社長はフェミニストなので、女性の方が得をしているかもしれません。

「マルニ」創業デザイナーの娘が手掛ける「プラン C」 仕掛け人の父娘に聞く、イタリア流家族経営のススメ

2019年春夏にスタートしたイタリア・ミラノ発の「プラン C(PLAN C)」が、東京・青山に世界初の路面旗艦店をオープンした。同ブランドをデザインするカロリーナ・カスティリオーニ(Carolina Castiglioni)は、「マルニ(MARNI)」の創業デザイナー、コンスエロ・カスティリオーニ(Consuelo Castiglioni)の娘。カロリーナの父、ジャンニ(Gianni Castiglioni)がブランドの最高経営責任者(CEO)を務め、カロリーナの弟ジョバンニ(Giovanni Castiglioni)もビジネスに携わるなど、イタリアらしい家族の絆がブランドの大きな魅力となっている。旗艦店オープンに合わせて来日した父娘に、家族での経営やブランドの進捗を聞いた。

「プラン C」はデビューシーズンから国内外で100社以上の卸先が決まった。手応えは?

ジャンニ・カスティリオーニCEO(以下、ジャンニ):期待も大きかったですが、それ以上の反応がありました。特に、日本、韓国、香港などのアジア地域では大好評といっていいでしょう。ただし、やみくもに販路を拡大するつもりはありません。日本でパラグラフとディストリビューション契約を結んでいるように、各国で信頼できるパートナーと組んでいきます。ブランドの立ち上がりの時期は、アイデンティティーが非常に重要です。だからこそ、最善のパートナーと共にじっくりブランドを広げていきます。

世界初の路面旗艦店に青山を選んだ理由は?

日本での売り上げはブランド全体の3割を占め、カギとなる市場です。日本では今春、卸だけでなく百貨店インショップも3店オープンしましたが、単に商品を見せる場ではなく、われわれのアイデンティティーを表現する場が必要でした。それが旗艦店です。青山はとてもエレガントな場所。ブランドの背景にあるクリエイティビティ―を伝えるには、東京の中でも青山がベストです。19年秋にも百貨店インショップを出店しますが、急拡大は考えていません。今後3年で10店程度の出店を考えています。

カロリーナは、「プラン C」立ち上げ前は「マルニ」でスペシャル・プロジェクト・ディレクターなどを務めていた。当時と今とで、もの作りに対するアプローチは変わったか?

カロリーナ・カスティリオーニ(以下、カロリーナ):「プラン C」では年2回コレクションを発表しており、プレ・コレクションは作っていません。だから、春夏物は厚手のコートから軽やかなサマードレスまで含んでいて、半年間をしっかりカバーできるようになっています。発表の方法も、ランウエイショーではなくプレゼンテーションにしました。これがわれわれの独自のやり方です。年に2回コレクションを出せば十分なはず。もっとたくさん発表するようになっては、きっと心が疲れてしまう。今後ランウエイショーを行うことも、現時点では考えていません。

ファッション業界はもっとスローダウンすることが必要です。業界のサイクルが早いせいで、(プレ・コレクションを発表していたら)商品一つ一つの寿命がすごく短くなって、シーズンがすぐに過ぎ去ってしまう。

左下から時計周りに、ジャンニ・カスティリオーニ、カロリーナ・カスティリオーニ、ジョバンニ・カスティリオーニ、ジョバンニの妻でジュエリーブランド「アリータ(ALIITA)」デザイナーのシンシア・ヴィルチェス・カスティリオーニ(Cynthia Vilchez Castiglioni)

「プラン C」を含め、イタリアには業界のスピードから距離を置き、ブランドの核を家族でしっかり守っているブランドがたくさんある。一方で、家族経営ゆえに疲れることなどはないのか?

家族で経営していると全てクイックに決まるし、投資家などから無用なプレッシャーを受けることもありません。社員もみな家族みたいな存在です。各国のディストリビューションパートナーも、われわれのそういった姿勢を支持してくれています。

家族でビジネスをするうえで、難しいことは何もありません。われわれの会社は小さなチームで、お互いに助け合っているから肩ひじ張ることなく働けています。オフィスにはキッチンもあるから、みなで一緒に食事をすることもあります。とはいえ、各人には明確は専門領域があって、一人一人がプロフェッショナルです。

青山の旗艦店も、まるで家庭のような温かい雰囲気の店です。青山で体現しているものをブランドとして今後も大切にしていきたいし、温かみを感じるアプローチを続けていきます。

「H&M」がVIPイベントを開催 サステイナブルコレクション新作を披露

「H&M」は4月19日、サステイナブルな素材を使ったハイエンドコレクション「コンシャス・エクスクルーシヴ 2019」の発売を記念したVIPイベントを東京・南青山のライトボックススタジオ青山で開催した。会場には、山田優や西山茉希、AAAの宇野実彩子ら多くのモデルやアーティストが訪れた。

会場の展示スペースでは、海洋に投棄されたプラスチックをリサイクルした素材バイオニック®を使用したドレスや、ガラスとプラスチックを再利用したアクセサリー、オーガニックシルクとテンセル®ツイルを使用したタキシードなどレディース・メンズコレクションを展示。さらに、今回初登場となるキッズコレクションが並んだ。

ルーカス・セイファート(Lucas Seiferts)H&Mジャパン社長は、「日本はファッションだけではなく、リサイクルなどサステイナビリティの意識が高い。今後もこのようなイベントを通じて、サステイナブルなファッションを伝えていきたい」と話す。

プライベートでも仲が良い山田優と西山茉希は最新のコレクションを身にまとい、一緒にドレスアップした子どもを連れて来場。山田優は、「『コンシャス・エクスクルーシヴ』コレクションは、なめらかな肌触りでドレスでも気持ちよく着られる。しかも動きやすい素材だから、子どもがドレスアップしながらはしゃいでいます(笑)。お手頃な値段なのもさすがですね!フォーマル感がありながら、カジュアルなスタイルでも楽しめるのが嬉しい。サステイナブルなスタイルに触れ合うことで、未来について考えさせられる素敵な機会だと思います」。子どもとお揃いのドレスを着用した西山茉希は、「キッズも大人顔負けのおしゃれなドレスが多いので、娘と初めてペアルックができて感動!フォーマルなシーンだけでなく、気分をあげたい日中にも着たいアイテムが多いのもいいですね。廃棄物に手を加えることで、“幸せなものに変身する”ということを実感します」とコメント。会場はハッピーなムードで溢れていた。

「エルメス」が英でメンズイベント UTAからプライマルまで世界の著名人がインクルージョンに浸る

エルメス(HERMES)」は3月、英ロンドンで大規模なメンズイベント「STEP INTO THE FRAME」を開催し、世界から約1200人が訪れました。会場は旧郵便施設で、かつては郵便物の仕分けなどが行われていたそうです。飛び出すポップアップ式のカワイイ招待状を見ていい予感はしていましたが、オランダ人漫画家のヨースト・スワルテ(Joost Swarte)の世界観で構成された会場は、まさに漫画の世界に足を踏み入れるようなワクワク感。同ブランドが2019年の年間テーマとして掲げる“夢を追いかけて”を表現し、会場の外からすでに楽しすぎます!

イベントは、19年春夏コレクションのショーからスタートしました。フロントローには英俳優のベネディクト・カンバーバッチ(Benedict Cumberbatch)や大ヒット映画「ボヘミアン・ラプソディ」でギタリストのブライアン・メイ(Brian May)を演じたグウィリム・リー(Gwilym Lee)ら豪華ゲストが並びます。そしてモデルにはアイルランドの伝説的バンドU2のベーシストであるアダム・クレイトン(Adam Clayton)や、元オアシスのリアム・ギャラガー(Liam Gallagher)の息子でモデルとして活躍するレノン・ギャラガー(Lennon Gallagher)、英国ロイヤル・バレエ団のエドワード・ワトソン(Edward Watson)、振付家のアクラム・カーン(Akram Khan)ら、英国を拠点に活躍する文化人も多数登場。日本からは俳優の本木雅弘とエッセイストの内田也哉子の長男であるUTAが登場しました。名だたる有名人の中でも堂々としていて、かっこよかった。しかし会場が最も盛り上がったのはU2でもオアシスの息子でもなく、彼がランウエイに登場した時でした。

どこのロックスターが出てきたのかと思いましたが、大歓声の中を歩くのは、なんと英「エルメス」のバートランド・ミショー(Bertrand Michaud)=マネジング・ディレクター。照れくさそうに笑う姿を見た観客にも笑顔が連鎖し、会場は一気にハッピーなムードに包まれました。カメラを構えると、こちらにもしっかり目線をくれました。表情が最高です。コレクションは一目で上質とわかるレザーを多用しながら、全体は軽やかでスポーティー。グレイッシュなピンクやパープルにピュアなオレンジやグリーンといった色の対比が強いエネルギーを感じさせます。お祭りの一環ではあるものの、終始リラックスした雰囲気でした。

ショーが終わると、いよいよイベント会場がオープン。メンズの代表的アイテムである革靴やハット、バッグなど、それぞれのアイテムにフォーカスしたブースが並びます。とはいえ個々の歴史紹介やアーカイブが並ぶ博物館的な“お堅い”感じはなく、アートやユーモアを交えながら見て、聞いて、さわって、楽しい!と思わせてくれる仕掛けが満載です。だって、厳格なイメージのビスポークコーナーをリッチな“ア・ビスポーク・バー”にしちゃうんだから、素敵です。ちなみに僕は挑戦できませんでしたが、奥の“ON AIR”と書かれた小部屋に入ると、お酒をショットで飲んだ(飲まされた?)後に地面が超高速で回転し、フラフラになった状態で外に出されるそうです。小部屋から出てくる人たちはみんな興奮気味に大笑い。果敢に挑戦した日本の関係者は「あれはこのイベントで一番スゴかったわ」と語っていました。

ほかにも巨大コミック風の立体セットにシューズを並べた“ザ・バーズ・アイ・ヴュー”や、ハットを釣る釣り堀セットで記念撮影ができる“ハット・フィッシング・ア・ガイド”、プラネタリウムを覗くとネクタイの星座が見える“ザ・タイ・オブザーバーズ”など、クラシックなアイテムの見せ方を変えて、漫画のページをめくるようなワクワク感と共に魅力を伝えていました。大行列で入れなかったレストラン“ザ・テイスティー・エディション”も、まるでコミックの世界から飛び出してきたようです!

きれいなプラネタリウム風のセットにある望遠鏡を覗くと、ネクタイの星座が見える“ザ・タイ・オブザーバーズ”

スクリーンをタッチするとバッグなどのアイテムが浮き上がってくる“ザ・カラーズ・オブ・コスモス”

本からアイテムが飛び出す“ザ・キュリオス・ケース・オブ・ザ・ブック”

漫画風のコマ割りで旅に適したアイテムを紹介する“ザ・エンドレス・ロード”

アーティストがその場でスクリーンに似顔絵を描いてくれる“ザ・スケッチ・ブック”

きれいなプラネタリウム風のセットにある望遠鏡を覗くと、ネクタイの星座が見える“ザ・タイ・オブザーバーズ”

飲んで、記念撮影して、「エルメス」の素敵なアイテムに触れて、大満足な気分で会場を後にしようとすると、エルメス ジャパンの広報から「実は、まだサプライズがあります」との耳打ちが。いやいや、こんなに素敵なコンテンツばかりだったのに、さすがにもうサプライズなんてないでしょ?と思っていました。でも、それは大間違いだったのです。時刻は夜の9時45分。突然、DJブースのあたりから大歓声が湧きます。急いでその場に向かってみると……。

え、プライマル・スクリーム(PRIMAL SCREAM)がいるけど!56歳のフロントマン、ボビー・ギレスピー(Bobby Gillespie)がピンクのジャケットを着て目の前にいるんですけど!そこから先は興奮しすぎてよく覚えておりませんが、“Country Girl”“Swastika Eyes”“Rocks”など名曲中の名曲をばっちり披露し、英国を代表するバンドによる熱いパフォーマンスでイベントを見事に締めくくってくれました。

「エルメス」のメンズを30年以上率いているヴェロニク・ニシャニアン(Veronique Nichanian)=アーティスティック・ディレクターは今回のイベントについて、「今、メンズウエアはとてもエキサイティングな時代になっています。だからメンズの世界観を伝えるイベントをヨーロッパで開催したかった。ロンドンはスマートで面白い都市だし、男性のファッションの色合いも好き。私がいつもコレクションに込める、クレイジーさにあふれているところもいい。ロンドンのスピリットにインスピレーションを受けて、今回のイベント開催を決めました」と話してくれました。さらに「『エルメス』のメンズは品質の高さを維持することと、ブランドのスピリットを変わりなく表現することが最も重要です。これからも自由と情熱を持ってやっていきたいですね」と続けます。

ヴェロニク・ニシャニアン「エルメス」メンズ・アーティスティック・ディレクター

取材前は「エルメス」のイベントということもあり、どんなラグジュアリーなパーティーになるのだろうと少し緊張していました。でも、誰でも親しみやすいコミックの世界を用いた表現やロックバンドのパフォーマンスを通じて、あらゆる世代や国の人に価値を伝えていきたいというインクルージョン(包括性)がブランドに根付いているのをしっかりと感じ取りました。今後もメンズのイベントが控えているようなので、楽しみに待ちましょう。

街の個人経営ブティックから愛される25歳のワールド営業マン

一着の服ができあがるまでには、デザイナー、パタンナー、素材を作る人、縫製する人など多くの人が関わり、でき上がった服は販売員が売る。その橋渡しとなる役目を担う営業マンは日が当たることは少ない。ファッション業界にいるたくさんの営業マンが日々、デザイナーをはじめとした多くの人が作った服を、一人でも多くの消費者の手に渡るよう奮闘する。実際、ファッション業界の営業マンのお仕事とはどういったものなのかーー。

ワールドグループで専門店への卸事業を展開するワールドアンバー。中でも専門店東日本販売課は、いわゆる地元密着型の個人経営の専門店部署だ。営業マンは、街の商店街にある昔ながらの専門店に足しげく通い、まずはワールドのブランドを置いてもらい、ブランドの売り上げアップはもちろん、専門店自体の売り上げ拡大にいかに貢献できるかを考え奮闘する。郊外のショッピングモールの増加で商店街が衰退したり、後継者問題があったり、専門店自体の存在が危うい中、メーカー側のサポートは重要だ。阿部慎太郎さんは、約15年ぶりに同課の営業に新入社員が配属され、自身の両親世代の先輩に“愛され”ながら仕事を楽しんでいる。取材当日(2月15日)が25歳の誕生日で、4月から営業4年目の阿部さんに営業の仕事について聞いた。

大学卒業後、営業職を希望した理由は?また、なぜワールドだったのか?

もともとファッションは好きでしたが、絶対アパレルメーカーに入りたいというわけではなく、モノを作って販売までしている会社であれば、部署異動でモノがどうやって作られて販売されていくのかが、一気通貫して学べるのではないかと思っていました。就職活動を続ける中で、アパレル以外の異業種も受けたのですが、グループディスカッションで一緒になった“ライバル”や人事の方、社員の先輩方など、出会った人たちが自分に合っているなと感じました。ワールドに決めたのは、業界の1、2番手に入りたく、また当時、当社は希望退職者を募った後で人が少なくなった中で、なんとなくですが、いろいろなことに挑戦できる土壌があるのではないか、と思ったからです。

入社後、現在の専門店卸事業を担うワールドアンバーを希望したのか?

入社後、店舗での販売員の研修後に配属が決まるのですが、実は専門店卸事業のこと知らなかったんです。上山健二社長から内示を受けたとき、そんな部隊があるのかと驚きました。当時、東西で約80人いますが15年ぶりの新卒で、一番年齢が近い人で45、6歳の人でした。父よりも上の方も多くいます。

現在の仕事内容は?

現在は、神奈川、埼玉、一部西東京の街のブティックを中心に、個人経営の専門店(70店)を担当しています。担当する専門店さんは、当社ブランドのシェアがあまり高くないところが多く、どうやってシェアを拡大していくかが課題です。ほぼ毎月、弊社で展示会を開催しますが、専門店さんに足を運んでもらい発注していただきます。展示会では約30ブランドを取り扱うため、覚えるのも大変です。最初は消極的な態度だったからか、おすすめしても発注してもらえない……。発注してほしいときはその店に合う商品であると自信を持って強く押すことが大事です。最初は「1枚入れるよ」と発注してくれるのですが、それが売れて、他にもほしい人が現れたりすると、「もっと発注すればよかった」といってもらえたときは嬉しいですね。

先輩だけでなく、取引先である専門店の人たちもだいぶん年上の方が多いと思うが、苦労する点はあるか?

元々、話をするのは好きなんですが、専門店の方は祖父母と同じぐらいの年齢の方もいて、どうコミュニケーションを取っていこうかと考えました。最初は本当に緊張しました。周知のことですが、街の商店街は厳しいです。店主が歳を取るにつれ、顧客も歳を取りますから、新規の方や、若年層を獲得していかなければいけない……。新客を取るために、地元のネットに掲載をお願いするとか、SNSやブログをやってはどうかとアドバイスしますが、やってみようというオーナーさんは残念ながら少ないです。オーナーさんは今の顧客さんを大事にすること、その顧客の方にいかに購入してもらえるかを考えていて、これは深い信頼関係が必要です。毎日来店する顧客も多く、オーナーさんの仕事の8割はお客さんの話を聞くことです。また、専門店さんの多くは横のつながりが少なく、一人で切り盛りしている方が多いです。だから、オーナーさんの話を聞いてあげるのが、私の仕事の一つでもあります。オーナーさんの話を8割聞いて、2割自分の話をするという感じですね。

例えば、担当の専門店さんがお客さまを呼んでモデルのファッションショーを開催するときは司会をしたり、商品の説明をしたりします。これは直接、お客さまの顔が見えてとても刺激になります。昨日はマネキンの交換とディスプレーの変更に行ったのですが、お年を召された店主の方だったので、「電球を換えてほしい」とお願いされて換えました。そのほかにも、「ロールスクリーンがほしい」と言われたら、「ちょっと遠いけど、あっちのお店の方が安いので買ってきますよ」ということもあります。仕事以外の話しも大事な時間で、長居してしまうことも多いです。あと、仕事で必ず携帯しているのがメジャーで、売れ筋商品は写真撮ったり、採寸したりします。担当の専門店さんは婦人服、ミセスが中心でどういう着丈やサイズ感が売れるのかを常に意識していますね。当たり前ですが、自分自身着ないですし。

営業マンとしての強みは?

担当店舗は1年目は30店舗でしたが、2年目からは70店舗を任されています。担当する店舗が変わったりするので単純に前年と比較できませんが、私自身の売り上げは伸びています。20歳以上も歳上のオーナーさんらの話を聞き、そこから学ぶことも多いです。そういった方々とのお仕事から、私自身、気遣いでは負けないと思っています。自分でいうのもなんですが、年上の方から可愛がってもらえているなあと。でも、あくまで私自身は取引先の営業マンです。オーナーさんに肩入れしすぎず距離感のバランスは重要で、入り込みは禁物です。

今後の目標は?

やはり、専門店さんのショップ内でのワールドブランドのシェアを高めていくことが一つです。ゆくゆくはオーナーさんに働きかけて、新しい店舗を出店してもらい成功させることができたら。お店作りに、一から関われたら大変だろうけど喜びも大きいと思います。それ以外でも、ワールドが展開する直営店にも携わってみたい。直営の売り方を学びたいですし、ECとのオムニチャネルも勉強したい。それから、1枚の服がどうやってどれぐらいのコストで作られているのか、生産にも携わりたい。いろんなことに挑戦し、そして営業に戻ってこられたらと思っています。個人的には、父を超えたいですね!

今年もお届けスタッフのベストバイ!

2018年もまもなく終わります。今年1年、どんなお買い物をしましたか?ファッションアイテムより、スマホなどにお金を使った?もしくはフリマアプリでしっかりお気に入りをゲットした?弊社スタッフたちもお気に入りの一品に出合っていました。今年もスタッフのベストバイをお届け。個性豊かなアイテムが出そろいました。

2019年1月の本格的な店頭展開を前に、実はひっそりと売られたヴァージル ・アブロー(Virgil Abloh)=メンズ アーティスティック・ディレクターのカプセル・コレクションをゲットしました!“序章”的な商品ながら、背中にはレインボーモチーフ。19年春夏で訴えた、ヴァージルのダイバーシティーへの想いが背中からヒシヒシ伝わります。(WWD JAPAN.COM編集部K.M)

2018-19年秋冬シーズンのパリ・ファッション・ウイークにおける個人的ベストコレクションの1つだった「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」。ボールペンやインクを用いてフリーハンドで描いたという羽根のモチーフと色合いに一目惚れして購入しました。目立つ柄ではありますが意外と何にでも合わせやすい上にこれ1枚で華やかになるので愛用しています。(WWDジャパン編集部Y.H)

日本のデニムブランド「ドゥニーム(DENIME)」が30周年を記念して、1990年代のアイテムを復刻した“ドゥニーム・オリジナル・ライン”を作りました。僕が選んだのは“2nd”と“XX”のセットアップ。当時の生地、パターン、縫製を忠実に再現しています。B.D.シャツにレジメンタルタイ、ダッフルコートでコーディネートしています。(WWDジャパン編集部K.M)

ボーダー&無地ばかり着ている私ですが、今夏はこのプリントTに一目惚れ。アンリ・マティス(Henri Matisse)の「DANCE」が前後にプリントされているのですが、米国製のボディーを採用していたり、版がちょっと大きめだったりと、“いわゆる名画T”とは一線を画す粋なヤツです。高円寺の「アンドフェブ」で購入しました。(編集制作部A.I)

最近、下半身にアツい視線を感じます。気持ち悪い書き出しになりましたが、多分本当に見られています。なぜなら、このツヤツヤのギザコットンのボディーにペイントを飛ばしまくった「ニート(NEAT)」のスラックスを履いているから。アート作品のような佇まいに一目惚れしましたが、美しいものを汚してやろう!という趣向にもどこか共感……。本当、気持ち悪くてすみません。(WWDジャパン編集部R.M)

上野に店を構える「サン リミット(SANS LIMITE)」の半袖プルオーバーシャツ。夏の強い日差しも苦にならない、いやむしろ浴びたくなるくらいハッピーなカラーがお気に入りです。気にせずガラガラと洗えるのも◎。「フェス帰り?」「ピーターパン?」などと愛のある(?)ツッコミを友人からもらいましたが、今夏一番着用しました。(ビジネスプランニング部R.T)

空前のロゴブームの中、1人遅ればせながら“ロゴもの”を購入しました。原宿の通称“とんちゃん通り”にある創業45年の洋食屋「ロミー(ROMMY)」と、近隣に店を構えるセレクトショップ「ファン(FAN)」がコラボしたパーカです。ご夫婦で切り盛りする「ロミー」を応援したいという気持ちがこもった同コラボは、第1弾で作ったTシャツは即完売してしまい手に入らず、第2弾で最後の1枚を購入することができました。“原宿ローカル”が漂うシンプルなロゴの潔さにときめき、肌触りの良さに加え、心も温かくなれる“人の想いを込めたプロダクト”にこの冬、胸を打たれました。(デジタルマーケティング部R.N)

お守り感覚で購入した「ディオール(DIOR)」の“ローズ デ ヴァン(Rose des Vents)”シリーズのピアス。“ローズ デ ヴァン”は、フランス語で風配図の意味で、ムッシュ・ディオールが幼少期を過ごしたグランヴィルの館の裏庭にはこの風配図が残されていたそうです。迷った時に風を読み進む羅針盤のような存在です。

アンカーチェーンから発想された有名な”シェーヌダンクル”にあこがれはあるものの、僕にはエレガント過ぎるかなと思い悩んでいたところ、存在感を放つボリュームと構築的なシルエットに一目惚れしました。手元に華やぎがほしいと思っていた僕の武骨な指をやさしい感じに演出してくれます。(WWDジャパン編集部K.A)

一目惚れではなかなか物を買わないのですが、旅先のお店でイエローが目につき近寄ると……。真ちゅうで作られたネズミの装飾付きで、よく見るとZ Purse がチーズの柄にもなっていて。店員さんが「この子、昨日入ってきた2018年『ロエベ(LOEWE)』サローネコレクションで、他にもたくさんのアニマルグッズがあるんですよ」と見せてくださいました。この遊び心に心が躍り、リップを入れたり、ピアスを入れたりして持ち歩いています。(販売部M.T)

デザイナーのシャルロットが、「テーブルに置いてあったら、それが何なのかは分からないけど、身につけると別のものに変身する、そんなジュエリーを作りたい」が話してくれたことがありますが、まさにそれを体現しているイヤーカフ。オブジェ的な美しさがあり、付けると耳の形にフィットする不思議な相互作用が気に入っています。(WWDジャパン編集部Y.H)

「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」と「エンダースキーマ(HENDER SCHEME)」は、2017年の初コラボから気にはなっていたものの、なかなか……第3弾にしてようやく手に。フルレザーなので、最初は足になじむか心配でしたが、すぐに気にならなくなりました。経年変化を楽しむスニーカーなので、これからが楽しみな一品です。(WWDジャパン編集部R.O)

常設店を持たず、展示会や百貨店の催事でのみオーダー可能の「リョウ アソウ(RYO ASO)」のシューズ。麻生亮さんが一つ一つハンドメードで作っているのでオーダーから1年は掛かるんです!1年2カ月の歳月を経て遂に届いたのがこのシューズ。履き心地のみならず、ホリデーシーズンに活躍しそうなデザインがお気に入りです。(WWDジャパン編集部C.K)

メガネが好きで毎年1本のペースで買い足します。今年はメタルフレームの丸メガネを探していたんですが、これを見た時、一目惚れ。実はこれリーディンググラス(老眼鏡)なんです。このクラシックで知的な雰囲気なところにどうしても引かれて……。まだ老眼鏡は必要ないので矯正用のレンズに変更して使っています。このメガネ、これからの寒い冬に、ストーブを焚いたふわっと温かい部屋でする読書のお供になりそうです。(デジタルマーケティング部S.M)

泥酔し買ったばかりの財布を落としてはや一年……。しっくりくる財布になかなか出合えずにいた時に見つけたのが「イッチ(ITTI)」のコンパクトウォレットでした。苦い経験をしたので、パンツのポケットに収まることが第一条件でしたが、難なくクリア。紙幣と小銭、最低限のカードが収まります。シボのあるカーフレザー製で上品な見た目ですが、2万3000円と良心価格であることもポイント。(デジタルマーケティング部M.E)

「アリクス(ALYX)」や「バッグジャック(BAGJACK)」風なバックルのベルトです。軍隊やクライミングなどで用いられるコブラバックルのベルトですが、こちらはサバイバルゲーム用のレプリカ。アマゾンで1000円ほどで購入しました。週の半分は身につけているので、費用対効果を考えると2018年断トツのベストバイです。(デジタルマーケティング部R.K)

エストネーションに足を運んだ時、ふと目に入った真っ白なボトル。この世界観に引かれて調べてみたら、日本のコスメメーカーとお香を取り扱う日本香堂とのコラボと判明。カンゾウやウコンといった日本の素材を使っているからか、香りは何か自分のDNAを揺さぶられました。この「トバリ(TOBALI)」、実はパリの「コレット(COLETTE)」やミラノの「ディエチコルソコモ(10 CORSO COMO)」などから販売がスタートしたとか。逆輸入というのも面白いし、香水文化が発達している海外で認められているこの香りをまとうとなんだか気持ちも誇らしくなります。(WWDビューティ編集部T.O)

今年はカーダシアン家の末っ子のカイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)によるコスメブランド「カイリー・コスメティックス(KYLIE COSMETICS)」のリキッドリップとリップライナーを集めました。普段は芸能人プロデュースのコスメにあまり興味はないのですが、カイリーがSNSでのプロモーションが上手で、インスタグラムに新色リップを試す動画をこまめにアップしているのを見ると欲しくなって……。今年だけで10本購入してしまいました。リキッドリップは付けていると「どこの?」とよく聞かれます。ペンシルもなめらかで描きやすい。今のお気に入りの色はオレンジレッドの“22”です。(WWDジャパン編集部M.O)

ネイルカラーは、少しでも指が長く見えるようにとベージュ一辺倒でした。その中でも「ウカ(UKA)」のネイルは抜群の塗りやすさと、自分好みの絶妙なアイシーなパステルカラーがそろっていて普段から必需品。なのに8月に突然発売された鮮やかなレッドカラーにはちょっと後ずさり……。テンション下がりつつもひと塗りしてみると、あれ?手肌が明るくなり透明感もアップ!心の中で謝罪しつつ、引き続きの愛用を決意しました。(WWDビューティ編集W.N)

年齢よりも若く見られるし(と思っている)、実際肌には自信があったのに、ここ1、2年はそうも言ってられなくなってきて……。そろそろなにか対策を打たなければ、と思っていた時、「シワ改善」クリームが誕生して、ビューティ業界だけじゃなく、ファッション業界のお姉さまたちの話題もかっさらっていました。出ているリンクルクリームをいろいろ試してみて、私の肌に一番ぴったりだったのが、これ。使い始めて1週間で、あれ?なんか違う?さらに使い続けて効果実感。ドラッグストアで売っているから、ちょっとおまけサイズも付いててお得感も。歳は重ねるものだから、きっとずっと使い続ける一品だろうな。(WWDジャパン編集部A.F)

お酒好きが高じ、兼ねてから狙っていた「アレッシー(ALLESI)」のシェーカーと「バーディ(BIRDY.)」のバースプーンを購入しました。シェーカーは2つ目ですが、独特なデザインもさることながら、実用性も◎。バースプーンも3本目ですが、某自動車メーカーの研磨を支える技術に裏打ちされていることもあり、手なじみが最高で素人でもよく回ります。年末年始のパーティーシーズンにも大活躍です。(ビジネスプランニング部N.K)

カッシーナ・イクスシー(CASSINA IXC.)青山本店で見つけたこの「アール アンド ディー ラボ(R+D.LAB)」のトレーに一目惚れして購入しました。14世紀からフィレンツェに伝わるポプラの木材を用いていて、表裏でカラーコンビネーションを楽しめます。トレイフェチで20枚以上持っていますが、お茶の時間には軽量で使いやすく、どこかノーブルなこのトレーが活躍しています。(WWDジャパン編集部K.M)

今年はゲーム業界でもリバイバルブームの兆しがみえ、中でも話題は「プレイステーション クラシック(PLAYSTATION CLASSIC)」でしょう!コンパクトな本体には、名作ゲームが20本も入っており、PS世代ど真ん中の私は発売日当日に購入しました。年末年始は学生時代の友人と、コーラとポテチを片手にゲームに明け暮れたいと思います。(販売部D.K)

和歌山県の山椒専門店「山本勝之助商店」のぶどう山椒粉は、知る人ぞ知る調味料の逸品。ピリッとした辛味と山椒の独特の薫りが、どんな料理もよく合います。おすすめはニラの味噌汁。一振りで贅沢な気分を味わえ、そのコストパフォーマンス(5g300円)の高さに驚くハズ。ちょっとめんどくさい食通な人への贈り物にも◎。ちなみに「山本勝之助商店」は、なぜか棕櫚(シュロ)のホウキとタワシも作っています。

錦糸町パルコを関係者に先行公開 子連れの家族や働く女性が頼れる空間

パルコは、錦糸町パルコの16日オープンに先駆け、関係者に館内を公開した。近年、都心で働く家族層の流入が進む錦糸町エリアの状況を踏まえ、主なターゲットにファミリー層や働く女性を据える。ファッションフロアにも雑貨、飲食、子ども服や習い事教室の店舗を導入した子連れ家族の回遊を意識した構成で、全フロアにビューティ関連店舗を入れた。錦糸町エリア初出店のテナントは69店舗と全105テナントの過半数を占める。

牧山浩三社長は「(錦糸町エリアは)江戸東京博物館、すみだ北斎美術館など芸術の拠点ができたことで街の魅力が高まって人口流入が進み、ここ10年で大きく印象が変わった。この好機に出店できたことは大きく、錦糸町をよりよく変えていくための起爆剤になりたい」と語った。年間売り上げは115億円を見込む。

延床面積は2万2800平方メートルで、地上1~7階の7層構成のうちファッションフロアは4層。2階に「フリークスストア(FREAK‘S STORE)」「ジャーナル スタンダード レリューム(JOURNAL STANDARD RELUME)」などのセレクトショップを集積し、ウィメンズ、キッズが中心の3階は「プラステ(PLST)」「ビーラディエンス(BE RADIANCE)」など。メンズ・ウィメンズの5階は「アメリカンホリック(AMERICAN HOLIC)」、「ウィゴー(WEGO)」などが入る。全体的には比較的値ごろで安心感のあるブランドが多い。

これらのファッションフロアにも、スターバックスコーヒー(2階)やパンケーキ専門店のバター(3階)、スポンジボールでテニスを気軽に楽しめる「ESテニスステーション」(同)、西松屋(同)などが入り交じる。都内最大級の4階「無印良品」は、衣服だけでなく生活雑貨も含めたフルラインアップ店舗で、子どもが遊んだり勉強したりできる木育広場を設けた。

7階はパルコ業態としては初めて、郵便局やクリニックなどの生活インフラを集積したフロアを導入。保険相談窓口やレディースクリニック、小児科など10店舗・施設が入る。

コスメや美容関連ショップは、1階にエリア初登場の「ジルスチュアート(JILLSTUART)」「イニスフリー(INNISFREE)」などが出店。正面入口すぐの「イニスフリー」は、現在の中心層である20~30代にプラスしてファミリー層やオフィスワーカーなどより上の層をメインターゲットとするため、スキンケアに特化した店舗となる。3階にある「ローズマリー(ROSEMARY)」は、約215平方メートルの広さにオリジナルブランド「ガーデン(GARDEN)」「リルレシピ(RIRERECIPE)」や、韓国発の「ディアダリア(DEAR DAHLIA)」をそろえる。

またサロンも充実し、2階はNY発ネイルサロン「ダッシングディバ(DASHING DIVA)」、3階は東洋医学をベースとしたリラクゼーションを受けられる「トータルセラピー」、まつげエクステや眉デザインなどを行うアイサロン「ノルン(NORN)」、5階は体と健康の総合サロン「カラダファクトリー」、7階はトータルビューティサロン「ル クリック アヴェダ」が入る。

Ray-Ban®の革新的コレクションを記念した音楽イベントが開催

今シーズン、“マテリアル”をテーマにフレッシュなアイウェアを発表したRay-Ban®。最新コレクションのローンチを記念して、7月12日に六本木ヒルズアリーナにて音楽イベント“Ray-Ban® INTERMIX PARTY 2014”を開催決定!

カモフラージュ、ベルベット、レザー、アルミニウムなど様々な素材を使用した革新的デザインが詰め込まれた今回のコレクション。イベントでは、これらのマテリアルと連動したステージが多数登場! 80KIDZ、DEXPISTOLS、DJ YUMMYなど20組以上の豪華アーティスト達が魅せるパフォーマンスは必見☆ また会場に設置されたフォートブースで撮った写真をSNSへシェアすると、各マテリアルにちなんだ音楽のフリーダウンロードできたり、Ray-Ban®のアイウェアを着用している人にドリンクをプレゼントなど、嬉しい特典もあり♪

Ray-Ban®の公式サイトからエントリーして、インビテーションをゲットすれば無料で入場可能だから、気になる人は特設ページを早速チェック!! 1日限りのビッグイベントで、Ray-Ban®ワールドを思う存分満喫して☆

Ray-Ban® InterMix Party 2019 supported by block.fm
@六本木ヒルズアリーナ
date. 2014.7.12(SAT)
open. 14:00 – 20:00
add. 東京都港区六本木6-10-1
main dj. ☆Taku Takahashi / Shinichi Osawa / TOMOYUKI TANAKA(FPM) / Takeru John Otoguro / DAISHI DANCE / REMO-CON / DEXPISTOLS / 80KIDZ / ダイノジ
main performer. KenKen(RIZE) / CARDZ MC / CHINPAN / DJ JURI ./ TATSUYA / 大地(AIR GUITAR) / CYBER JAPAN DANCERS / 三嶋章義(FUGAHUM)
www.ray-ban.com/japan/intermix-party

ナイロニスタの定番ジャケットをチェック!アウターニスタコンテスト結果発表

ウィンタールックの主役ともいえるアウター。今季はチェスターコートやトレンチコートなど、ひざ丈まであるロングコートがナイロニスタの間でも大人気の模様! その他にも、もこもこアウターやMA-1など旬なジャケットをたくさん披露してくれたよ♪ 参加してくれたみなさん、ありがとうございます!!

ただいまNYLON.JPではスイーツニスタコンテストを絶賛開催中! バレンタインも間近ということで、ガールズの心を揺るがすキュートでテイスティなスイーツ写真をお待ちしております♡(応募はコチラから )

Akinko /バーバリーのトレンチは祖母からのお下がり。中綿の裏地が取り外しできて、春まで使えるよ♡

Rino / CANNABISで一目惚れしたdaughterのMA-1。ペイント、デザインすべてが可愛い!
Rkrk /マスタード色のアウターはコーディネイトを明るい印象にしてくれるのでお気に入り(^^)♡

Sawataaaa/オレンジ×グレーのチェックのチェスターコートは存在感バツグンでお気に入り♡
Cana /スグレーのツィードコードはヘビロテ中! nextカラーのピンクとも抜群◎!

krn081/メンズライクなロング丈コートはボタンを締めてカチッと着るのが好き

rika/韓国でゲットしたアウターはシルエットがお気に入り♪

alisa/レオパード柄のもこもこアウターはあったかくて手放せない!

あきんこ/titty&Co.のチェスターコート。モノトーンコーデのアクセントに◎

RIKA / SLYのフェイクファーコートをデニムシャツでカジュアルに。裏地もかわいい!

rika/去年の冬に韓国で一目惚れした、ムートンコート。お気に入りのシルエット♡

Kany/自分で作ったオリジナルジャケットをレイヤードスタイルにイン!

sophie/去年ゲットしたコートはレトロなフォルムがかわいくて重宝してるよ♪

Ritsu/冬らしいムートンジャケットはタートルネックとの相性バツグン!

YURI/オーバーサイズのコートはいろんなコーデに合わせやすくてヘビロテ中!

keppi/赤いチェック柄スカートと相性ぴったりなジャケットはお母さんのおさがり。

makkki/レザーの切り返しがエッジィなテーラードジャケットはいろんなコーデと合うので◎

rika/韓国でゲットしたチェスターコート。どんな服にもマッチしてくれる優れもの♡

Aya/EMODAのチェスターコートは可愛くもカッコ良くも着こなせるからお気に入り!

rika/ライトブラウンのMA-1をニット×デニムのカジュアルルックに合わせるのが気分♪

あきんこ/elianegigiのチェスターコートをファーのクラッチと合わせてシンプルにスタイリング

CANNNNNNNNNNY/小花柄のポップなアウターはコーデの主役として◎

YK/あったか効果バツグンのダウンジャケットはユーズドっぽいデザインがお気に入り

AI×加藤ミリヤ×VERBALの限定CDがもらえる! Reebok CLASSIC Freestyleキャンペーン

Reebok CLASSICのアジアパシフィック クリエイティブディレクターを務めるVERBALによる、シンガーの加藤ミリヤとAIをフィーチャーした楽曲“RUN FREE”はもうチェックした? PV(▶コチラからチェック!)も話題となり、CMやWEBでも絶賛公開中のこのトラックが気になった人にグッドニュース! ただ今開催中の“Reebok CLASSIC Freestyleキャンペーン”で、他では手に入らないスペシャルパッケージCDがもらえちゃう!

この曲はReebok CLASSICのレディーススニーカー、Freestyle(フリースタイル)に捧げるべく3人が特別に書き下ろしたエクスクルーシヴな1曲。エッジの効いたダンスチューンに乗せて、“Freestyle”や“Reebok”といったワードもリリックに登場。J-popシーンのファッションアイコンでもある彼らのコラボレーションだから、楽曲のクオリティはもちろん、Reebokのウェア&シューズの着こなしもユニークで気になっちゃう♡ 

さて、2019年3月18日(金)まで開催中のキャンペーンでは、Reebok CLASSICのウィメンズモデル“Freestyle”を購入すると、先着15万人にウワサのトラック“RUN FREE”が封入されたCDをプレゼント。自分らしい1足を見つけて、レアアイテムも同時にゲットしちゃおう!

お気に入りアイテムはここでGET NYLONチームが通うお気に入りヴィンテージショップ

独自のスタイルを貫くファッショニスタには、個性を発揮できる古着のアイテムが欠かせない。そこでNYLONチームがこぞって通う都内のヴィンテージショップをご紹介。週末のショッピングの参考にしてみて♡
birthdeathさん(@birthdeath_tokyo)がシェアした投稿 – 2019年 2月月23日午後10時20分PST
「渋谷と原宿の間にあるbirthdeathの個性的なシルエットの古着がツボ。インパクトのあるフリルやレースで、思いっきりガーリーな着こなしが楽しめそう。」
「表参道にあるSOMETIMES STOREは、宝石箱のような店内に1点物の古着がずらり! アンティークみたいなカラフルなアクセサリーが大好きで何個も持ってます♡」
NEW YORK JOEさん(@newyorkjoeexchange)がシェアした投稿 – 2019年 2月月22日午前2時29分PST
「おしゃれなものがリーズナブルに見つかる下北沢のNEW YORK JOEによく行きます。普段着ているヴィンテージアイテムはここで出会ったものが結構多いかも!」
NICO BANKさん(@nico.bank)がシェアした投稿 – 2019年 2月月20日午後1時51分PST
「シンプルなデザインのストリートアイテムが揃う三軒茶屋にあるBANKは、お気に入りショップのひとつ。無地が多いので、長く愛用できるものが多いです。」
GALLERIE TOKYOさん(@gallerie_tokyo)がシェアした投稿 – 2019年 2月月3日午前6時29分PST
「インポートセレクトショップのGALLERIE TOKYOで、よくレアアイテムに遭遇するよ! 他にはないデザインのアクセサリーをプチプラで買えるのがポイント。」
mouseさん(@mouse_koenji)がシェアした投稿 – 2019年 2月月8日午前2時15分PST
「音楽からインスパイアされた80sアイテムが並ぶ高円寺のMOUSEがいちばん好き。ひと癖あるポップなラインアップは見ているだけでも楽しいです♡」
Melange Harajukuさん(@melange_harajuku)がシェアした投稿 – 2018年12月月28日午前4時15分PST
「ノスタルジックでフェミニンな雰囲気のMelange Harajukuが大好き。トレンドに左右されないデザインのものが多く、特にランジェリーが可愛すぎます!」
Barrack Roomさん(@barrackroom)がシェアした投稿 – 2019年 2月月12日午前12時04分PST
「渋谷の道玄坂にひっそりあるBarrack Roomは、独自の世界観に溢れたガーリーなヴィンテージショップ。夜遅くまでやっているので仕事終わりによく行きます♡」
toga_xtcさん(@toga_xtc)がシェアした投稿 – 2019年 2月月23日午後9時57分PST
「TOGAがセレクトする古着屋 TOGA XTC 原宿の洋服はもちろん、小物がおすすめ。スタイリングのポイントになる、バッグやベルトもたくさん揃ってるの!」
Shuryさん(@shury_tokyo)がシェアした投稿 – 2018年12月月27日午前3時32分PST
「渋谷神宮前にあるShuryは、年代やジャンルに捉われない個性的なアイテムが揃ってるお店。トレンドを掴んだヴィンテージアイテムが、お手頃にゲットできる!」